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Faculty of Psychology
心理学部

学部長メッセージ

龍谷大学は2012年から文学部に臨床心理学科を設置し、優秀な人材を育成、輩出し、社会と人々に貢献してきました。その教育実績をさらに高め、これまで以上に社会に必要とされる心理学の専門性を積極的に活用して、一人ひとりの心に寄り添い、複雑かつ多様化する課題に向き合い、より良い社会、未来に寄与できる人材を育成するべく、2023年、新たに心理学部を開設します。

SDGsがいわれる中、龍谷大学の心理学部には、ウェルビーイングの意識を持って、全ての人に健康と福祉を提供できる意識の高い学生を育成するためのカリキュラムが設置されています。また、ロールプレイによる人との具体的な関わり方や、学外の様々な現場で、人間関係を大切にしながら実践的な経験を積む中で、社会で活用できるコミュニケーション・スキルを学ぶこともできます。さらに、実際の現場で心理学的なアプローチとはどのようなもので、どう使われているのかが理解できる授業も数多くあります。

社会における心理学の活用法を学生にわかりやすく伝え、視野を広げてもらいたいと考えています。心理学は社会で役に立つものなのだということを強く意識してもらうため、キャリアを中心に据えたカリキュラムを設置しています。卒業後に社会の中で心理学をどのように活かすことができるのかを理解した上で学ぶ、つまり「社会で役立つ心理学」がテーマです。正課授業ではキャリア啓発に力を入れ、企業や行政等も含め、幅広い分野で心理学の専門性を持って活躍できる人材を育成します。

昨今、心理的に問題を抱えている人への支援だけでなく、心身ともに良好な人のより一層の健康増進や幸福感の向上、組織の生産性・創造性の改善、円満な人間関係構築などにも心理学の専門性は活用されています。こうした社会と時代のニーズに応えることも、コミュニケーション・スキルの養成に力点を置いた理由です。こうしたコミュニケーション・スキルの獲得が、こころのつながりを深めるものであり、「心を通しての人と人とのつながり」を重視し、社会の発展に貢献する人材を育てていきます。

このような取り組みを通して、心理学の専門知識の獲得に留まらず、心理学とキャリア、そして自他ともの心身の健康に留意できる人を生み出す教育を展開することが、龍谷大学の心理学部が他大学の心理学部と一線を画す点です。社会の様々な場面で心理学の知識を活用して活躍できるよう、ともに学んでいきましょう。

心理学部長 吉川 悟

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