- 教員氏名
- 赤津 玲子 教授
- 専門分野
- システムズアプローチ、Family Therapy、コミュニケーションおよび言語学、心理学研究法
*コミュニケーション:カウンセリング場面における言語的コミュニケーション、非言語的コミュニケーションについて研究を行っています。特に、視線など非言語コミュニケーションについてはカウンセリングにおいてさまざまな影響があると考えています。*身体感覚:自分の体への意識の向け方によって、認知や感情が変わり対人コミュニケーションが変わると考えています。そのため、インターネットを介した過剰なコミュニケーションが与える影響について、単に依存であるというに留まらずに興味があります。
研究も臨床実践も、発想は自分の日常感覚にあると感じています。読まなければならない本も読みたい本もたくさんありますが机上の学問も大切にしつつ、誰かとの何気ないやりとりを楽しんだり、家事をしたり、デスクワークに固執せずに出かけてみたりなど、日常生活を地味に豊かに過ごすことからヒントを得られる時が楽しいです。
若い時に旅行会社に勤務しており、さまざまな方と知り合うきっかけをいただき、その経験から心理学に興味を持ちました。幅広く心理学を学ぶ中で、社会構成主義を知り、コミュニケーションの面白さに惹かれ、言語学も含めて研究するようになりました。